高額医療費とは
高額療養費とは、
医療機関や薬局の窓口で支払った金額が、暦月(月の初めから終わりまで)で自己負担限度額を超えた場合に、申請することでその超えた金額を支給する制度です。ただし、差額ベット代、入院時食事負担は含みません。訪問介護を受けた場合は含みます 。
たとえば
支払った1か月の医療費が 85.000円だった場合(3割負担)
85,000÷30%=283,333(10割の金額)
80,100+(283,333-267,000)×1%
= 80,263(自己負担限度額)
85,000-80,263=4,737円 これが戻る金額になります。
同一世帯(同じ保険に加入している人)で 1か月の医療費の支払いが 一人21,000円以上ある場合は、それを合計して自己負担限度額を超えた額が高額医療費として支給されます。
負担の上限額は、年齢や所得によって異なります。最終的は負担上限額は 加入者が70歳以上かどうか、加入者の所得水準によって分けられ、70歳以上の人には、外来だけの上限額もあります。
同一の医療機関や薬局窓口の支払いの合計が、自己負担上限額を超えない時でも、同じ月の複数の医療機関等に支払った金額を合算することができます。この合算額が自己負担の上限額を超えれば、高額療養費に支給対象になります。
直近の12か月間にすでに3回以上高額医療費の支給を受けている場合には、その月の上限額がさらに引き下がります。